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INTERVIEW

患者さんの声を聞く
MRだからこそできること

営業本部 東葛グループ スペシャリティケア第2営業部 水野 拓馬

祖父の病をきっかけに、前例のない道へ

大学時代、ボランティア活動などに携わるうちに漠然と「将来は人の助けになる業界で働きたい」という想いを抱くようになりました。しかし経済学部に所属していた私は、当時はまだ医療・製薬業界に目を向けてはいませんでした。そんな中、祖父の舌がんが発覚。急速に進行し、早期発見できていたら……という悔しさがこみ上げると同時に、同じような境遇になった人たちに希望を与えたい、一緒にいる時間を作る手助けをしたいと感じたことが、医療業界、そしてMRの道を選んだきっかけです。

同業他社も検討した中でアステラスに魅力を感じた一番のポイントは、新薬創出にこだわり続けると公言していた点です。転機となったのが祖父のがんだったこともあり、がん領域の製品を扱っていることに加え、今後も開発をしていこうという姿勢が明確になっていたところも響きました。
経済学部の同級生たちは金融・銀行、インフラ業界に進む人が多く、先輩にも経済学部から医療・製薬業界、しかもMRという進路は前例がなかったため情報収集には苦労しました。しかしアステラスのVISIONやAstellas Wayに共感が多かったので、この道に進んでいこうと努力することができました。

充実した制度と頼れる先輩の存在が成長の支えに

MRとして入社した私は、まず12月のMR認定試験に向けて半年間の導入研修を受けました。同期と一緒に行う研修の座学はまさに学校のようで、人体について、疾病と治療、医薬品業界の法律やルールについて、自社製品についての勉強とアウトプット研修をこなします。6人ほどの班に分かれて行うグループワークもあり、1班に最低1人は薬学系出身の同期がいるため知識面のフォローができる体制でした。文系出身である私はどうしても知識面の不安がありましたが、研修を通じてそれを払しょくでき、試験にも無事に合格することができました。

現場に出てから、自身を特に成長させてくれたのがフレッシュマントレーナー(FT)制度です。私を担当してくれた先輩は、業務に関する指導だけでなく私のことを本気で応援してくれるような人で、どんな時でも期待をしてくれました。それに応えたいと前向きに取り組んだ結果が、MRとしての成長につながったと感じています。
当時配属された支店では、若手・先輩・他部門と様々な枠組みでの交流会があり、若手のうちからキャリア形成を考える機会にも恵まれていました。アステラスではこういった取り組みも盛んで、私自身これらの会に参加して自己革新能力をもっと成長させたい、キャリアアップに向けてどん欲に挑戦していきたいと考えるようになったと思います。

アステラスでは、年次を重ねても自身を高められるプログラムがたくさんあります。例えば研修動画サイト。各製品や疾患に対する最新知識を得ることができるほか、全国のMRのノウハウが動画化されているので、若手の頃はもちろん今も隙間時間を使い積極的に視聴しています。動画で得た知見を自分たちの環境で実践することで、そこから新たなノウハウを創出することもできました。

また英語、マネジメント、マーケティング、プレゼンテーション、リーダー論、事業開発など、ビジネスパーソンとして自己研鑽できるプログラムが充実しているところは、自分自身も入社前から魅力に感じていたポイントでした。これらの研修で学んだスキルを活かして活躍されている先輩も多いです。今後も活用していきたいと思います。

医師の向こうの、患者さんを理解すること

現在は営業本部の千葉県東葛グループに所属し、2022年4月からスペシャリティケア領域を担当しています。以前よりもエリアが広がり、様々な医療従事者と対話する日々。ただ、対話するのは医師でもその先にいる患者さんのことを理解して、情報提供や処方提案をすること――患者志向を意識するように心がけています。データ上で病気に対していい結果でも、患者さんによっては予後や経済的理由などで処方を望まないケース、効果が弱くても薬価の安いくすりで継続的に診ていく方がいいケースなどもあります。そうした患者さんの様子や反応を、医師を通じて拾い上げ、会社に持ち帰ることができるのが私たちMRです。一般的な営業職とは違った難しさがありますが、その苦労が次の患者さんへのより良い処方提案につながると考えています。

アステラスにはVISIONに共感する人が集まり、その達成に向けて日々活動しています。その過程で人、知識、スキル、やりがい、考え方など自分に大きな影響を与える何かに出会えると思います。私自身、改めて「就職はゴールではなくスタートだった」と実感しています。アステラスという会社が、主体的に学び、行動し、挑戦できる人にこそふさわしい環境なのは間違いありません。自分がここでどう働き何を実現していくのかをイメージし、最後は自分の意志で決断してみてください。

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