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INTERVIEW

日本でのチャレンジと
さらなるキャリアアップ

事業開発部 グティエレス・ハビエラ

日本で踏み出したキャリア。
そして挑戦

私が初めて日本を訪れたのは、学生時代の交換留学です。日本で過ごした高校生の1年間が日本への興味、日本で学んでみたいという想いを芽生えさせ、進学の折に日本の大学にチャレンジしました。大学ではかねてより関心のあった政治経済や貿易について学び、特に国際貿易やその交渉への興味を深めていきました。母国のチリは多くの国と自由貿易協定を結んでおり、戦略的な貿易を展開しています。中でもアジアとのやりとりが盛んで、主要な貿易先のひとつである日本の地で学ぶことはとても有意義でした。
卒業が近づき、就職を検討する頃。チリでは、政治経済の勉強をした人は国際機関に就職する、あるいは外務省に入るのが定番のルートで、私もそういった道が視野にありました。しかしせっかく日本まで来て日本語を学び、大学を出るのだから……といくつかの企業の選考に応募した、そのひとつがアステラスでした。

入社後は調達部のスタッフとして配属され、部内では購買業務支援(sourcing manager)として取引先との価格交渉などに関わることができました。そのほかにも組織づくりやポリシー作成、システム導入といった企画業務にも参加し、新卒入社からの数年間で会社運営の一端を担うことができたように思います。ただ、調達部での仕事はどうしてもバックオフィス的側面が強く、実際のビジネスと距離を感じていました。もっと直接ビジネスにインパクトをもたらすようなところで働きたい、ビジネスに直結するような交渉に関わりたいと思い、社内リクルート制度を利用して事業開発部への異動を希望しました。

自分のキャリアについて、どこで何を学び、どんな経験したいのかは常に考えていましたし、自分の学びたいことやなりたい姿、異動を含めたキャリアアップについては上司とも話をしていたので相談はスムーズでした。上司には面接に向けての後押しだけでなく、「別の部署で経験を積んで、また戻って来てよ」と温かい言葉をかけていただいたのを覚えています。事業開発部とは以前から関わりがあったので、募集がかかる前にも部内の話を積極的に聞き、空きが出たらすぐにでも立候補しようと思っていました。選考はスムーズで、一次面接から結果が出るまで1カ月程度だったと思います。

新たな環境での、学び多き日々

異動後は異動者向けの研修などがあり、違う環境での業務に1日でも早く慣れることができるように、という会社からのサポートを感じました。部内の先輩や上司からも手厚いフォローを受けていて、毎週の1on1ミーティングのほか、メンターとは毎日業務について密に相談しています。常日頃から相談しやすい雰囲気をつくってくださるのがありがたいと感じています。調達部と事業開発部で雰囲気は違いますが、コミュニケーションのしやすさや在籍する人の真面目さは似ているところがあるかもしれません。

事業開発部にはアライアンスを組む相手(企業)を探すチーム、見つかった相手と契約内容をすり合わせて実際に契約を結ぶチーム、契約後のリレーションシップを管理・維持するチームがあるのですが、私はその「管理・維持」のチームに所属し業務にあたっています。契約相手とwin-winの関係を築きながら、リレーションシップをできるだけ長く維持することがチームの目的です。

メンターと契約の読み合わせをする中で、契約書の裏にある意図や文面の意味といった、ただ読むだけではわからないところを話し合います。学ぶことはまだまだ多く、勉強の毎日です。そのおかげで、契約書に関する知識は確実に増えました。調達部で契約書管理システムの導入に携わったことはありましたが、実際の契約書としては業務委託契約書しか見たことがありませんでした。事業開発部に入ってからは、共同研究契約書やライセンス関係の契約書など様々な書面を目にします。日々それらに触れ、読み込み、考えることで、契約書の構成や内容について学べていると感じます。調達部時代に携わった案件が大きくなってアライアンスの管理が必要になったということで、事業開発部に異動してから再び同じ案件に関われた、という経験もありました。案件の規模もそうですが、自分自身が調達部時代とは立場も視点も変わっていて、これまでの成長やキャリアアップを実感できたように思います。

挑戦を認め、成長させてくれる場所

現在はメンターと一緒に動いて案件をまわすことが多いので、まずは一人で対応できるようになることが目標です。難しい状況・厳しい相手とでもwin-winの関係を築けるように成長していきたいですし、そのためにも自分の言語力を一層磨いていきたいと考えています。

アステラスはとても働きやすい環境です。その上、自分のやりたいことについて、やる気をもって相談すればチャレンジさせてくれる会社だと思います。私もつい最近、興味のある海外の案件について「やってみたい」と伝えたところ、実際に担当させてもらえることになりました。今後もチャンスさえあれば海外の案件にもどんどんチャレンジしていきたいと思います。

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