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INTERVIEW

働く女性の1人として

営業本部 デジタルコミュニケーション部
オンラインMR2 グループ グループリーダー
久保田 香織

新部署のグループリーダーとしての想い

2004年に入社し、MRとして社会人のスタートを切りました。産休・育休と時短MR勤務を経たのち、2019年よりフルタイムMRとして勤務を再開。現在は、2022年4月に新設された部署、デジタルコミュニケーション部オンラインMR2グループで、グループリーダーというマネジメント職に就いています。顧客対応をオンライン上で行うという新しい試みの部署で、医師からのオンライン面談をベースに、専門性の高い情報提供や情報収集、また顧客インサイトの収集を行い、それらの情報を製品戦略に反映させていく業務です。組織の醸成とともに、所属するメンバーのパフォーマンスを最大化し、組織とメンバーの成長を支援することが私の役割です。

もともとMRとして病院や医師のもとに出向き、情報を提供する立場にいたため、「オンライン面談ってどうなんだろう」「ニーズはあるのだろうか」とゼロベースで考え手探りで業務の検証をしている感覚からのスタートでした。しかし実務を回してみて、今はデジタルを介して顧客とコミュニケーションをする有用性を強く感じています。多忙な医師にとって、時間と場所を選ばないオンライン対応はメリットが大きく、また沖縄から北海道まで、どんな地域でも医師との接点を持てるという利点もあります。

逆にオンライン面談で難しいのは、顧客は初対面の医師ばかりで関係値性が高くないということ。医師たちに1回の面談でどこまでニーズにあった情報提供ができるかが肝心です。必要な情報を余すことなくお伝えできるよう、メンバーのスキルを上げることも私の重要なミッションであり、やりがいを感じる部分です。

10年先の未来を見据え、走り続ける

アステラスでは、私のように、産休・育休や時短勤務を経験している女性社員も多く在籍しています。アステラスの良さは人の温かみ。男女問わず、困っている人がいれば声をかける、また一生懸命な人には手を差し伸べる、ということが当たり前にできている社風があります。そういった制度以外の部分でも、女性が情熱をもって生き生きと働ける環境が用意されているので、人生の大きなイベントに遭遇しても、安心して次のステップへ進むことができます。

新部署の設立に当たり、メンバー一人ひとりと面談を行いました。その際、メンバーの中には、今まで身近に女性の先輩や上司がおらず、まして結婚し子どもがいる女性マネジャーもいなかったので、私の存在を嬉しく感じていると話してくれた方がいました。私という存在がその子の後押しになるかもしれないと感じ嬉しくなったと同時に、良いモデルケースになれるよう気を引き締めなければと思いました。

私のキャリア形成において大きかったのは「仕事を辞めるという選択肢を捨てる」決断をしたこと。自分が働き続けるその上で、自分と家族、周囲の人たちが心身ともにヘルシーな状態でいられるかどうかを考えています。同年代の女性は、男性優位の社会構造の中で「家庭があるからいつか仕事を辞めるかもしない」という考えを捨てることがなかなか難しく、私も仕事を続けることに対し、本気スイッチが入るのに数年かかりました。しかし今では女性であってもキャリアを築くことが当たり前な時代になったように、自分の活躍している未来を想像することでマイナスな先入観を払拭することができます。人生を考えるとき、自分・家族・周囲の人たちが10年後にどうなっているのだろうとイメージしながら、進むべき道を選ぶことも大切なのではないでしょうか。

「なぜ、そんなに走り続けられるの?」と問われることがよくあります。自分の置かれているミッションに邁進できるエネルギーはどこにあるかと考えると、Astellas Wayにリンクする自分の価値観だと気づきました。「患者志向」の意識を持ち、「誠実」かつ実直に「主体性」をもって業務に邁進しています。また後続者をつくりたいということも私のモチベーションのひとつ。Astellas Wayに「多様性」がありますが、女性がより活躍できる環境づくりを通じて、そこにも貢献していきたいと考えています。

未来の自分のために挑戦し続ける

アステラスは、常に挑戦し、進化しようとしています。日々変化する医療の最先端に立ち時代を見据えて変化することは、企業にとって重要なことです。私は、その時代ごとのアステラスの中で求められている自分自身のミッションを見誤らず、確実に遂行することに挑戦してきました。なぜ今自分にその役割・業務が与えられたのかをしっかり考え、自分の持っている強みを最大限に発揮しています。また、自分の時間をつくりケイパビリティを高めていくことも、未来の自分のために必要な挑戦だと思っています。

今はグループリーダーとして、アステラスの目指す目標へと突き進みグループと組織が醸成できるようメンバーの成長を支援していくことが私の大きな役割です。相手をリスペクトし、コミュニケーションから生じる摩擦を恐れずに人と関わっていくことで、互いに高め合える建設的な関係を築いていきたいと思っています。

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